日本は、世界的に見れば、最も豊かな国のひとつであることは間違いありません。それにも関わらず、「子どもの預け先が無い」とか、「仕事と子育ての両立が困難」など、外部的環境要因を理由に、子どもを産み育てることを「あきらめざるをえない」方々が多くいます。
これまで国は、「少子化対策」を長年に渡り実施してきていますが、長期間低迷傾向を続ける出生率の改善は思わしくなく、日本はついに、「人口減少」時代に突入しました。
一国民として、より一層の公的サービスの充実を願う一方、私は事業家として、民間主導のサービスを拡げることで、日本が抱える最大かつ喫緊の課題である「少子化問題」の改善に少しでも貢献したいと考え、2007年に「株式会社子育て支援」を創業いたしました。
弊社のサービスを活用頂くことで、ひとつでも多くのご家族の「幸せ感の増大」に貢献したい。
そのような想いを込め、「家族の幸せ最大化企業」を創造することをコーポレート・ヴィジョンとして
掲げることにしました。
株式会社子育て支援では、現場でお客様と直接コミュニケーションを取るスタッフを「パートナー」と呼んでいます。私たちの事業が成功するため、すなわち、より多くのお客様から喜ばれ、選ばれ続けるためには、数多くのパートナーが活き活きとやりがいを持って働き、お客様から頂く価格以上のサービス価値を提供し続けなければなりません。
「顧客第一主義」を掲げる企業は多いと思いますが、株式会社子育て支援は、あえて、「パートナー第一主義」を掲げています。それは、現場で働く「パートナー」がやりがいを持って働ける環境を整えれば、結果的に、お客様の満足度を最も高めることができる、ということを、これまでの経験から確信しているからです。
私たちは、「目に見えないサービス」や、「これまでに世の中に無いサービス」を提供することが多いため、「はっきりとした正解の無い状況」に日々直面しながら仕事を進めています。そのような時、前に進み続けるためのガイドラインとなるのが、ここに掲げる、私たちを取り巻くステークホルダーに対する使命(ミッション)です。
私たちは、この4つの使命(ミッション)のバランスを最適化することを常に意識しながら、仕事に取り組んでいます。
(略歴)
フランス パリ生まれ。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
メルセデス・ベンツ日本にて人事部門に勤務後、
米国Indiana University Kelley
School of Businessに留学(MBA/経営学修士)。
製薬企業イーライ・リリー米国本社及び日本法人を経て、
保育サービスの株式会社コティに統括部長として入社。
約60の保育施設立ち上げ・運営、ベビーシッター事業に従事。
2007年、株式会社子育て支援を創業、代表取締役に就任。
日本アドラー心理学会 正会員。